ハングルの文字のしくみ、韓国語の単語や挨拶、簡単な文章などの言葉の仕組みが図で見てわかる。家族の呼び方や、伝統的な文化、現代の街の看板など、韓国の文化も紹介。
児童書のコーナーにおいてあるにしては、内容が濃く、情報量が多い。大人向けのハングルの入門書が難しかったので、子ども向けの本を見てみたのが本書を知るキッカケ。部品を組み合わせて文字を作る仕組みや、文法・語順が日本語と同じこと、簡単な挨拶などがしっかりわかるようになっている。
大型本で、本のつくりがしっかりしていて、文字が大きく、絵もたくさんあるので、見て理解できる。
スポーツや正月の風景、市場の様子など、写真を見ると、日本に似ているところも多い。近くの国で、知り合いに韓国人が入るが、案外知らないことが多いと思った。
大型本で持ち歩きには向かないが、大人の外国語学習者や、韓国系の人と交流がある人は読んでおくと役に立つと思う。
ハングルで表記したあいうえお表など、日本語と対応しながら文字を学べるので、読み方がわからないハングルを見たときに便利だと思う。