1歳になる我が子の、今一番お気に入りの絵本です。
だんだん増えていくマルに、にんまり。「あーん」「もぐもぐ」で一気に気分が高まって、「にっこり」でとうとうこらえきれずに、自分もにっこり。あつまったり、おおきくなったり、ちいさくなったりできゃはきゃは笑って、最後にマルをなぞっていく、というのが我が子のこの絵本の楽しみ方です。
ただマルが並んでいるだけで、こんなに豊かな物語が生まれるんですね。
【事務局注:このレビューは、「まるてん いろてん」こどものとも012 2006年11月号 に寄せられたものです。】