年老いて、1人でクラスエマおばあちゃんは
時々やってくる親戚や家族と一緒に過ごす時間が賑やかで大好きなんですが
みんなが去っていくとやっぱり1人ぼっちで、話相手と言ったら
ねこの“かぼちゃのたね”だけ。
そんなエマおばあちゃんが、発想の転換で生き甲斐を見付けるお話しなんですが
人との関わりが大好きな私にとっては、それだけじゃやっぱり寂しいな〜って
思ったのが読後の感想。
子どもたちもよかったね!って思う反面、私と同じ感想を持ったらしく
「やっぱり、誰かと一緒に暮らして絵を書くのが一番いいよね」
その方がいいけど、エマばあちゃんの環境はそうも言ってられない環境なのかも。
とは言う物の、エマばあちゃんの描く遙か昔の故郷の風景は
のどかで、
どこか暖かみがあって安心感を与えてくれる物ばかり。
その安心感を胸にエマばあちゃんは逞しく生きていくんだろうな〜
でも、やっぱりすこ〜し寂しいなあ。