グリム童話です。
森に住む母と娘二人。庭には白バラと紅バラがあり、
バラに似た娘たちはしらゆきべにばらと呼ばれています。
雪のふるある晩、一匹の黒いくまが訪ねてきます・・・
二人の娘は本当に優しく良い子です!良い子すぎるかも…
おかあさんもとても優しそうです。
突然現れたくまを受け入れ、たわむれる様子もほのぼのしています。
森で二人の女の子がが眠ってしまうページでは
「だめだよね〜!?」とビックリしていた娘。
途中に出てくる小人の意地悪な口をきくところでは
思わず笑っていました(失笑という感じ?)。
小人の登場で、お話の始まりの穏やかな雰囲気が変わって
あまりにも酷い小人の振る舞いに笑ってしまったようです。
最後がお母さんも含めハッピーエンドなのが嬉しいです。
子供のころに読んでとてもよい印象が残っているお話です。
題名は忘れてしまっていたのですが、
娘に読んであげることができて嬉しいです。
バーバラ・クーニーさんのさらりとして、
でも雰囲気をよく伝えてくれる絵がとってもステキでした。
しらゆきとべにばらが可愛らしいです。
メルヘンの雰囲気をたっぷり楽しめると思います。