表紙の絵にひかれて読んでみたのですが、正解でした。
この絵本はオコジョのタッチィのシリーズとして、季節毎に作品があって、今回は夏のお話です。
作者のコメントに「読んだ人の奥底に、いつまでもしまっておいてもらえるような絵本、誰かをなつかしく思い出すように、ふと思い出してくれるような絵本を描いていきたいと思っている。」とありました。
このコメントを読んで、凄く作者の考えに共鳴してこの絵本は読むことができました。
読後感が、何とも言えず爽やかで、とても暖かい気持ちにさせてくれました。
お話は、オコジョのタッチィが、ひつじのメメールと出会いある約束をすることから始まります。
その約束は守ることができなかったのですが、その後の二人の対応が素晴らしくて、子供も納得して聞いていました。
絵だけ眺めていても、とても暖か味のあるタッチで、心を和ませてくれること請け合いです。
ぜひ、他の季節の3巻も読んでみたいと思います。