絵の透明感に惹かれて、手に取りました。
町でオルゴールを拾ったノエ。
音の出ないオルゴールを修理するため、張り紙を頼りに修理屋さんを目指します。
ネコの修理屋さんからオルゴールの仕組みを聞き、直してもらったノエは…?
なるほど、それで音が鳴るのかぁ…。
オルゴールに秘められた仕組みが、とっても素敵でした。
このままメルヘンな雰囲気のまま終わるのかと思いきや、最後の2ページと背表紙の折り返し部分を見てからというもの、頭の中は「???」でいっぱい!
ノエっていったい、どういう女の子だっだんでしょう?
最後まで神秘さを残したまま終わる、不思議なお話でした。