去年Tシャツに絵を描こうというイベントに参加した友人が、この本の表紙の“マイクを持ったさかな”を描いていたので、興味を持ち、読んでみました。
スズキコージ独特の骨太な絵が大迫力で迫ってきて、海の力強さなどが伝わってきます。
こんな気持ちの良い夜には、船で漕ぎ出して海の真ん中でカラオケでもしたくなる気持ち、よ〜くわかります。納涼船でヤンヤヤンヤやるのと同じですよね。
とっても気持ち良さそうなお話ですが、子どもに読んだ場合、“港町十三番地”はどうなんでしょう。もちろん私はわかりますけれど。
子どもにこのおかしさを伝えるのは、ちょっと難しいかと、私だけが楽しんで書架に戻してしまいました。