以前英語教室で、原書で読み聞かせをしました。
『ロバのシルベスターとまほうのこいし』と、併せて読みました。
願いがかなう、石があったら、みんな、何お願いするかな?というテーマで。
私が子供のころこの絵本に出会ったら、きっと「むらさきの小石」を、捜しただろうと思います。
だけど、何を願っただろう・・・
考えても答えは出ません。
自分のためでなく、誰かのために、願えること、自然に描いていますが、これほど難しいことは、ないと思います。
昔話によくある、「3つのお願い」を思い出します。
一つ目をうっかり間違ってしまって、二つ目を取り消すのにつかって、という話。
誰かのため、という誰か、愛する人に出会えることの素晴らしさのようにも感じました。
最後の二人の仲良く踊る印象的な絵からです。
個人的に、レオ・レオニの中で「おんがくネズミジェラルディン」と「フレデリック」と3冊並んでネズミの本で好きな絵本です。