わかやましずこさんらしいやわらかい雰囲気の優しい作品でした。
特別写実的な絵柄ではありませんが、登場する生き物たちの特徴をとらえた〈まん丸さ〉がちゃんと伝わってきました。
最後にだんごむしが出てくることで、動物枠からちょっぴり離れ、この作品の締めとしてのインパクトが強くなった気がしました。
(もちろん良い意味で!)
短いページ数の中で、十分楽しめる作品だと思います。
個人的に本物のヘビは苦手ですが、この絵本の最後のページに描かれているヘビの顔は「かわいいな〜」と、思いました。
特に寒い時期、温かいものが恋しくなる季節に低年齢のお子さんたちにいかがでしょうか?