お馴染みの日本のむかしばなし。
この絵本は、片山健さんの絵で、童心社から出ています。
表紙がすずめの絵で可愛い。でも、よく見てみると舌を切られて飛んでいくシーンのようで、血がでていました。
ちょっと、かわいそう。
でも、娘にとっては可愛いので好きみたいです。
おじいさんも可愛く描かれています。
おじいさんが、すずめに食べ物を口から口へやっているシーンが可愛かった。
でも、やっぱりおばあさんは意地悪そうな顔つきです。
おばあさんがすずめの舌を切るシーンは痛々しい。
このお話は、つちのだんごを七つ食べるところと、うしあらいどんのあらいじるを七つ飲むシーンが出てきます。
いずれも、おばあさんの食べっぷり飲みっぷりがすごかった。
おばあさんの大きなつづらから出てきたのは、へびだのむかでだの気味の悪い化け物がぞるぞるでてきます。
はさみのお化けもいました。
けっこう、おどろおどろして怖いシーンです。
そして、最後のページにはつづらのみが描かれていました。
おばあさんは、無事家に帰ったのでしょうか・・・
いろいろな出版社からでている「したきりすずめ」。
それぞれの違いを楽しんでいます。