黒色の背景・・・ちょっと手に取りにくい本だなぁ・・・何となく怖そう…。これが第一印象でした。
でも・・・よく見ると色遣いが明るいキャラクターだし、「ともだちになろう」って書いてあるし・・・。
興味をそそられページを開くと、絵から受ける印象どおりの短い言葉で伝えてくる絵本だなぁ・・・と。色やかたちから受ける印象でも気持ちを表現できるのですね。
子どもと見るときは、まず絵を見て、何をしているのか、どうしてそうなっているのかを想像しながら見ていくと面白いと思いました。友達とのやりとりで、相手が受ける気持ちに子どもでも気づきやすいので。実際息子は、友達とうまくいかないときに自分の気持ちだけを伝えてくるので、相手の気持ちはどうだったのかを考えやすくしてくれると思います。
絵自体も子どもがクレヨンで書いた風なので、子どもにとっては、身近に感じるかもしれませんね。黒の画用紙に「○○の気持ち」といって、絵を描いて遊ぶことも楽しめるのでは。