子どもたちが本に親しむ場所といえば、街の図書館で子どもたちだけで本を探してたり本を読んでいる光景はあまり見かけないですから、やはり学校の図書館でしょうか。
街の図書館には子どもたちだけでなくおとなの人もいますし、お兄ちゃんやお姉ちゃんたちも勉強したりしていますから、なかなか入りにくいかもしれません。
でも、学校の図書館とは違う、もっと専門的な本であったりおとなの人たちが読む本なんかも置いています。
あるいは、子どもたちがもっと小さい時にお世話になったような大きな活字の絵本だってあります。
絵本なんて恥ずかしい? 大丈夫ですよ、だって、図書館のことを書いているこの本だって絵本ですもの。
小さな弟や妹に読んであげながら、自分はしっかりと図書館がどういうところか勉強すればいいのです。
きっと、今まで知らなかったことも書いてありますよ。
たとえば「けんさくき」。漢字で書くと、検索機。
この絵本の中では「いったい なにに つかうのかな?」とまず書かれています。
それから、その使い方が描かれています。
もちろん、皆さんの図書館にはさまざまなタイプの検索機がありますから、この絵本だけではよくわからないかもしれませんが、最後にちゃんとこうあります。
「わからなければ、かかりの ひとにきこう。」
実は図書館って「ひとにきこう。」がとっても大切なことなんです。
聞かれるための人も図書館にはちゃんといます。「司書」さんです。
この絵本を読んで、さあ、「としょかんへ いこう」。