今は亡きパパへ、いくつもの船を作っては海へ流すバークリー。
パパに届いていると信じ、メッセージを添えて。
そんな健気な息子を温かく見守るお母さん。
考えたくもないけれど、もしパパがいなくなったら・・・と、お母さんに自分を重ねて読んでしまいました。息子をこんな風にそっと見守ることができるかしら、できたらいいな、と。
パパに届いていると信じて作り続けていた船を全て見つけたときのバークリーくんの心境を察すると胸がいたみます。
でも、母の愛をしっかり受け取って、前に進むんですね。
バークリーくんは強い。お母さんも強い。
親を失うような辛い経験は勿論したくないけれど、そういうお友達もいるんだよ、ということをこの絵本を通じて息子にも知ってもらいたい。そして思い遣りの心をもった子どもになってほしいです。
息子が4歳くらいになったら読み聞かせてあげたいと思います。