まじょのるまにおさんは、ひとりぼっちで暮らしています。なんでも思い通りになる魔法の杖があるのですが、その暮らしぶりには、どことなく、寂しさを感じます。ある日、けがをした小鳥と出会います。今まで、ひとりぼっちでいたのでどうしていいのかわからず、頼りにしていた魔法の杖でもどうにもならずに、魔法の杖は、窓の外へポーン。
小鳥を看病しながら、ルマニオさんが少しずつ変わっていくのですが、その小鳥ともやがて別れの日が…
どうなるのでしょう。ルマニオさんのせつない顔に、心がゆれ動くのですが…
表情豊かな絵の描き方や、色遣いが、私は好きです。