テレビを見ながらや、本を読みながら、そうやって食べ物とちゃんと向き合わずにただなんとなく食べる生活は良くないと、日ごろから子供に言っています。
毎日の食卓ではやはり、「おいしい」か「おいしくない」、「好き」か「嫌い」くらいしか食べ物を表現する言葉がでてきません。
だけど、なぜ好きなのか嫌いなのか、なぜおいしいと思うのかそうでないのか、必ず理由があるはずです。
この本は、そういった食に関する表現を取り上げた、ありそうで無かった珍しい本です。
何も難しい表現は必要ないと思いますが、日ごろから自然に豊かな表現が出てくるとうれしいですね。
素敵な切り絵が、食べ物の質感を見事にあらわしていて、これも素敵だと思いました。