作者の大好きな絵本が登場していたり、ページがめくるごとにお月様の表情が変わっていたりと、主人公のゆうちゃん&れいちゃん以外の部分にも作者の遊び心がいっぱい詰まっている作品です。
なので、息子はお話を楽しんだ後に、再度読み出して、「あ、ここに○○って書いてある!」、「ママ、お月様の表情ちゃうで〜」など、色々な発見をしては嬉しそうに教えてくれました。
色々な絵本読んで研究されたんだろうなあ〜とか、お子さん達もそういうのが好きだったんだろうなあ〜など、ぼのさんの素敵な家族関係も垣間見られる作品です。
そしてうちの子もやっぱり折り紙で作るおばけちゃんに心を奪われ、何度も挑戦していました。
素敵な遊び心がいっぱい詰まっている作品です♪
お話もとっても可愛らしく、ほのぼのしていて、作者の大好きな作家さんせなさんのお話や西平さんのさくぴーたちに通じるものがあるなあ〜と感じました♪
また主人公のゆうちゃんとれいちゃんも双子なのに違う。
同じお腹のなかから生まれてきても、それぞれ遊び方も好みも違う。
そんな違いがあるから子育てって面白い。子供って可愛いだよね〜と母心をくすぐるようなお話でもありました。