誕生日を迎えるお父さんのために木の実をたくさん集めたリスくん。
集めた木の実は穴に入れて、そしてその上に葉っぱをかぶせて隠しました。
けれども夜の嵐で木の実を隠した場所が葉っぱだらけになってしまい、在処が分からなくなってしまいました。
そこへ友だちがやってきて……、探してくれることになったのですが……。
リスくんが友だちを疑う気持ち、よく分かります。
けれどもそれが本当にならずにすんで、みんなの誠実さに涙したのも、よく分かります。
友だちは木の実を「たからもの」と言ったけれど、リスくんは、もっと大切な「たからもの」を見つけたようです。