自分が思っていることをしてくれる手について、この本に出合う前までは、考えたことがありませんでした。
でも、自分が思うことによっては、いいことも悪いこともできる手の存在があることを、ときに感謝し、ときに反省していかなければと思いました。
そして、手が使えない人がいるのに、自分は、この手で何をしてきたのだろうと自問自答をする機会も与えられたと思います。
手助けっていい言葉ですね。手にまつわることばをたくさんひろいあげてみるのもいいなと思いました。生きているものどうしの関係をつなぐ手に、自分自身が変えていかなければと思います。