おすのつぼにすんでいたおばあさん」 てんぐざるさんの声

おすのつぼにすんでいたおばあさん 作:ルーマー・ゴッデン
絵・訳:なかがわ ちひろ
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2001年05月28日
ISBN:9784198613600
評価スコア 4.85
評価ランキング 100
みんなの声 総数 19
  • この絵本のレビューを書く
  • 「おすのつぼの家」がとても気に入った娘

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    図書館から借りてきていつもの袋に入れていたら、学校から帰ってきた下の子が「なにこれ?」といって、取り出して読み始めました。
    なかがわちひろさんが描いたおばあさんの“おすのつぼ”の家に、うちの子はいたく感動していました。
    一見小さくてせまくて、使い心地の悪そうなこの家の小さな螺旋階段や、揺り椅子、小さなストーブや屋根裏部屋のような狭い寝床(二階)も、素敵だと力説していました。

    この話は、もともとは昔話として伝わっていた2つの話がゴッデン家で混ざりあい、ゴッデン家風になったものだそうです。
    ロシアの有名な昔話『金の魚』では、昔話らしい教訓的な形で終わりますが、
    この『おすのつぼ…』のおばあさんは、最後に自分のおごった心を見つめなおすことができる分、結末に未来があります。

    後、あばあさんの相棒の猫のモルトが可愛いです。
    モルトが特別何かをするわけではないのですが、そこにいてくれるから、このおばあさんは最後の最後にこういう判断が下せたのかな〜と、思いました。
    なかなか楽しい話です。
    物語的には短いので、本を読むことが苦手なお子さんでも気軽に手にできると思います。

    投稿日:2011/11/06

    参考になりました
    感謝
    1

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「おすのつぼにすんでいたおばあさん」のみんなの声を見る

「おすのつぼにすんでいたおばあさん」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / もこ もこもこ / いないいないばあ / おばけのバーバパパ / とんことり / はらぺこあおむし / おつきさまこんばんは / がたん ごとん がたん ごとん / ぐりとぐら

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • 星の子ども
    星の子ども
    出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
    グリム童話「星の銀貨」の世界をバーナデット・ワッツが描きだす。色彩豊かな美しい絵が名作童話の魅力をひ


児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

みんなの声(19人)

絵本の評価(4.85)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット