見事な写真絵本です。
ロンドンを拠点に広告業界で活躍している方だそうです。
タイトルどおり、食べ物で世界ができていたらが、各見開き毎、一つの色彩で統一した作品です。
黄色の世界は、パスタの熱気球に穴あきチーズのピラミッド、レモネードの泉という風に。
ページを捲る度、今度は何色の世界かしら?というワクワクした気持ちになります。
各見開きに、「どこかな?」の探しましょうというクイズもあり、おなか一杯になります。
圧巻だったのは、茶色の世界と緑色の世界。
小さい読者さんが口にするのには、好き嫌いで対局の食材かもしれません。
巻末には、どんな食材を使ったか、解説もあります。
使用した食材は、スタッフで食べるのがルールというところも笑いました。