女王さまの帽子が風に飛ばされて、ロンドンの名所をあちこち通る楽しいお話です。バッキンガム宮殿、トラファルガー広場、チューブ、ロンドンアイにビッグベン。メアリーポピンズへのオマージュと思われる場面。お茶のセットを持った執事。そして女王さまの大切な人。短い絵本にイギリスらしさがギュッと詰まっています。
オシャレな帽子もロイヤルファミリーを語る上で外せないアイテムですよね。
イギリスの子供達には基礎知識があるので楽しめそうですが、日本では子供よりもイギリス好きの大人が読んだ方が楽しめそう。ウィットに富んだオシャレな一冊です。