4歳から天才ぶりを発揮しているマチルダは親にはバカ扱いされています。マチルダのすごさに気づいた先生、ミス・ハニーと出会い、飛び級もさせてもらえます。二人は友達になり助け合いますが、そのうちマチルダは念動力を手に入れます。ミス・ハニーの父の遺産を横取りした校長にマチルダが仕返しし、ミス・ハニーは裕福になります。マチルダは逃げ出す犯罪者の父と交渉してミス・ハニーと仲良く暮らせることになります。前半は、「賢いからって幸せになれないのね」と思いますが最後で「やはり頭脳の力で幸せを手に入れられるのね」と思え、後味が大変良かったです。ロアルド・ダールは子供を子ども扱いしないところが素晴らしいです。大人にもおすすめ。