こんな本を、待っていました!!
果物が大好きな私ですが、
この絵本・・・
読んでいて、ますます果物が好きになってしまうくらいに、
果物に対する愛情が、すごいのです!
ひとつの果物に対して、1〜2ページをまるごと使い
その果物の開花期・収穫期、主な成分、食べ方や特徴など
「よくぞ、ここまで!」と感動するほどに、
果物に関する情報を網羅しているのです。
果物のイラストも素晴らしく丁寧で、分かりやすいです。
収穫前の、葉のついた姿で載っているところが嬉しい!
スーパーに並ぶ前の姿って、ぼんやりとイメージは出来ても
実際に見ることは、なかなか出来ないですからね。
「すいかの葉っぱって、こんな形なんだ」
と、じっくり見入ってしまいました。
「こんな食べ方があるんだ〜」
「こんな語源があるんだ」
と感心する一方で、恥ずかしながら、収穫期を知らなかった果物も、ちらほら・・・。
そして、それぞれの果物には、必ずと言って良いほど 複数の品種がある事にも驚きました。
特に印象的だった品種名は、枇杷の「茂木」と「田中」・・・!
この二つが代表的な品種、とのこと。
今までに枇杷を食べたことは、おそらく3回あるかないかですが、
つい気になってしまって読み進めると、
「枇杷のはちみつ漬け」のレシピが載っているではありませんか。
美味しそう!作ってみたいなあと更に読み進めると、
「1年ほどで飲みごろ」、と・・・。
え〜!!1年!?
と、びっくりしてしまいましたが、
美味しいものがすぐに手に入る今の時代、
1年間じっくり待つ事が、なんだかとても魅力的に感じました。
旬の時期になったら、早速作って 楽しもうと思います。
この絵本を読んだおかげで、
いつもは手に取らない果物は出会いのきっかけになり、
いつも食べている果物は、ますます美味しくなりそうな予感です!
ああ・・・くだものが、食べたい!!