娘が、おへそに興味を持ち始めたこともあり、読んでみたら、心に暖かな感動の絵本でした。
ママのお腹にいる赤ちゃん目線で描かれる子とも素敵ですし、家族の一人一人がまだ見ぬ赤ちゃんを、どんなに待ち遠しく愛しく思っているかが、さりげなくさらりと表現されています。
「赤ちゃんはおへその穴から、こんな風にみてるんだね」というと、逆さまの様子や、2歳でも分かる花を世話したり、食事をしたりという内容が娘は面白いらしく、母親の私にとってはジワーッと感動がにじむような絵本で、最後まで見たら、思わず娘をギューっと抱きしめて、しばらくゆらゆら揺れていたくなってしまいました。
最後の最後まで、見て欲しいです。
幼稚園になり、小学生になり、高校生になり、大人になり・・・それぞれの過程で印象が違うと思うので、気になったら手に取れるように、今後も本棚の目に付くところにスタンバイしておきたいと思います。
自分の子に、「お腹の中ってどんなだった?ママもパパもこうやって待ち遠しかったんだ」って読んであげてもいいし、兄弟が出来た時に読んでやってもいいと思います。