おなかの赤ちゃんが生まれてくるのを、家族みんなが楽しみにしている・・・
そんな幸せなシチュエーションの絵本は数多くありますが、
中でもこの「おへそのあな」は、とても有名な1冊ですね。
息子に、弟か妹ができるときには、必ず読んであげたいと、(私が)ずっと楽しみにしていた絵本でした。
私の出産を控えて、息子は
「おーい、あかちゃーん」
「あかちゃん、ねんねしてるのかなぁ」
「あかちゃんもボクのこと大好きって言ってる!」
などと、いろいろ語りかけてくれています。
赤ちゃんは、ママのおへそから外の様子を見ている! 声も聞こえている!
というのは、息子にとっては衝撃だったよう。
私が口で「赤ちゃん、みんなの声が聞こえてるよ」と言っていたものの、
いまいちピンときてなかったみたい。
おばあちゃん(私の母)などにも
「知ってるー? 赤ちゃんってな、おへそから、お外見えてるねんで!」と教えてあげてました(笑)
最後の「あした うまれていくからね」という、赤ちゃんからのメッセージに、私は思わず涙・・・。
息子もおなかの中から、こう言ったのかな。
ところが、1日に10回以上も読むのをせがまれるうちに、淡々と平常心で読めるようになってしまいましたが(笑)
今、おなかにいる下の子は、おなかの中にいるときからこんなに愛されて、生まれるのを待ち望んでいたんだってこと、覚えてくれているかな・・・?
これから、赤ちゃんが生まれたら、息子がやきもちを焼いたりすることもあるだろうけど、
その都度、「あなたもこうやって、おなかにいるときから楽しみに待ってたのよ」
「みんなにかわいがられて大きくなったんだよ」って伝えながら、
一緒に成長していきたいな。