この絵本の面白いところは… 胎児ちゃんの視点になっているところです。
だ・か・ら、絵が上下さかさまになっている!
ストーリーを読むために絵が逆さまのまま読んで、
その後で本を上下逆さまにして絵に注目すると面白いと思います。
幼いお兄ちゃんが赤ちゃんのためにと 牛乳パックで怪獣を作っているのですが
その背景に飾られている手書きの絵に「あかさやん」って書かれているのがリアル。
本当は「あかちゃん」って書こうとして、“ち”が左右逆の“さ”になっちゃったんですね♪ ^m^
実際には、お母さんは服を着ているわけだから
おへその穴から家族の様子が見えるわけがないのですが
本当はこういう風に見えているのかもしれないなあ…
と楽しい空想の世界に入り込めました。
わたし個人としては、時として、子供たちのおへそを目にすると
「私と繋がってた証しなんだなあ…」などと感慨深くなってしまいます。
もうすぐ赤ちゃんの生まれるご家庭ではなおさら、
楽しい空想が広がることでしょうね♪