10歳の息子と読みました。
ちょうど国と国、外交問題を意識しだした息子と一緒に読んだ一冊。
とっても有名な方ですが、私もきちんと本を読んだことがなく、
今この時期に息子と読めて、本当にうれしかった一冊です。
ユダヤの方々にビザを発給した話は有名ですが、
それが本国外務省の命令にそむくものであったこと、
そして、「政府にそむくことになっても、ここでビザを出さなければ、
私は神にそむくことになる。」という、杉原さんの人間としての決断。
その決断を支えるご家族。
息子さんが書かれたあとがきも含めすべてが、
心にジーンと響きました。
ビザってなに?
政府ってなに?
人道とは?
まだまだ難しいのですが、少しでも息子の心に残ったことも、
とても嬉しく思いました。