妊娠中は、とにかく無事に産まれてさえくれればいいと思っていたのに、実際産まれてみれば、他の子より小さい、歩くのが遅い、言葉が遅い、、、などと比べてばかり。うちは双子なので、比べる相手がいつも身近にいるので、余計にそうかもしれません。2人を比べて遅い子のほうも「標準」だったとしても、比べるとどうしても「遅い」と見えてしまう。。。いやいや、そもそも、「標準」なんていうのも数多くのデータから得られた単なる数値であって、それに縛られる必要なんてどこにもないもの。。。
ということを頭では分かっていても、なかなかそうできないのが大人の欠点だと思います。どの子にだって、他の子と比べることのできない、いいところがたくさんあるのに。。。貼り絵風のやさしい絵とシンプルな言葉で、そのことをじんわりと心にしみこませてくれる本です。ぜひ、大人に読んでほしいと思います。
今までは自分だけで読んでいましたが、そろそろ子供への読み聞かせにも使って、「あなたが大事」ということを伝えていきたいと思います。