評論社から出版されている、「心のなやみにこたえます」シリーズの一冊です。
怒っているぼくは、どんなかんじ?
どんな時に、ぼくは怒る?
どんな時に、ぼくは人を怒らせる?
どんな時に怒られちゃう?
そして…怒ったときは、どんな風にそんな気持ちを解消すればいい?
ひょんなところで見かけたのですが、なかなか興味深い内容。
この絵本は、怒るという感情をどう克服するか、ということが描かれているので、子供にもっとゆっくりと読み聞かせたい、と思い、図書館で探してみました。
うちの子供も、ブロックが壊れたぐらいのことで、
「んもーブロックさんは悪い!!(←なぜかさん付け)」と泣きながら怒りまくりますので…。
が、なかなか見つからない。
図書館のコンピューターで検索してみて、小学生向けの児童書のコーナーにおいてありました。
絵本なのに、どうしてだろう、と一瞬首をかしげましたが。
そうか、「怒りを克服する」って、永遠のテーマかも。
怒ってもすぐ忘れる、という特技を持っている(うちの子供は結構執念深いんですが)単純な幼稚園児より
思考回路が複雑になってきて、怒りも多種多様になってきた小学生が読むとよいかもしれませんね。
物語としての面白みには欠けますが、
子供の感情に寄り添ってくれる絵本ということで、★を五つ付けました。