江戸時代の人たちは、こうやって火事に立ち向かっていたんだねってことが
子どもたちにもわかりやすく描かれていると思います。
読んでいて聞き慣れない言葉がいくつもあり
(やねかた・とびかた・ももひき・はんしょう 等)
「な〜に、それ?」と聞かれるかもしれません。
勢いよく火が燃えるなか、主人公のぶちまるが
まといを立ち上げる場面は圧巻です。一番印象に残りました。
しかけの効果が、凄くあらわれている場面だと思います。
「・・・ぶちまる この まといに いのちを かけますんで よろしゅうたのんます!」
ぶちまる、そして仲間のひけしたちの男っぷりも素敵です。
全ページおためし読みもできますが、
おススメはやっぱり、 ぜひ直接本を手にとって
しかけの効果を実感してほしいですね。