この作品も裏切られませんでした。
タイトルの「たがや」に、首を切られてポ〜ンというあの落語を絵本に?って、ドキドキしながら開きました。
読んでホッ。
見事に子供向けの落語絵本に創作されていました。
“たが”の役割や桶や樽の製造工程まで解説されて、なんか賢くなった気分です。
お話は、たが屋のしんさんがお産を来月に控えたおかみさんを連れ、両国の川開きの花火を見に行くことに。
隅田川に浮かぶ屋形船もなんか趣がありますねぇ〜。
楽しみの少ない当時の人々が、花火見物に群がる様子もこんな感じだったろうなと思います。
さて、花火見物の最中両国橋の上で、しんさんのおかみさんが産気づき、・・・。
見事なおちを楽しんでください。