「チチン プイ」と、おばあさんがおまじないすると
あらあら不思議。みかんの木がにょきにょきにょき。
おいしそうなみかんもなります。
「チチン プイ」の言葉は、娘がうーんと赤ちゃんだった
頃からよく使っていますが、おもに「いたいのとんでけー」との
セットでしか使っていなかったかも。
こんなに素敵なことが起きるならば、もっと積極的に(笑)
日常で使っていきたいなあって思います。
おまじないの言葉が暮らしの中にあるっていいですよね。
ところでおばあさんがチチンプイしたみかん。
あんなで(笑)、おいしいかな?大味じゃないかしら?と
ちょっと心配。でもきっとみんなでわけあって食べれば
おいしいですよね。
娘は、みかんの皮をむかないで頭にのっけて遊んでいる子が
「しげるだ!(いやいやえんの)」と、言い張り(笑)。
「遊んでないでちゃんとしなきゃだめだよねえ」と、怒って
いるのです。
私は、おばあさんが最初に、一日の九つもみかんを食べて
手の平は黄色くならなかったかしら?とそちらが心配でした
(昔、弟がみかんの食べ過ぎで手が黄色くなっちゃったのです)。
【事務局注:このレビューは、2008年刊行に寄せられたものです。】