私が東君平さんの絵が好きでこの絵本も彼の作品だったので選びました。色の使い方がとても素敵だと思いました。特に夜の場面が最高でした。たった4色で表現しているにもかかわらずとても味があって夜の雰囲気が私まで伝わってくるようでした。緑の妖精は子どもには見えるのだろうと思いました。妖精の仕事がとても素敵で重要なのに主人公はおごりもせずただ自分の事を信じて信念を持って自分の仕事をしている姿が心に残りました。私もこの主人公の様に大切な仕事もおごらずに丁寧にしたいと思いました。
【事務局注:このレビューは、2008年刊行に寄せられたものです。】