「ずーっとずっとだいすきだよ」の作者、ハンス・ウィルヘルムの作品です。
タイローンは、つよくてあばれんぼうの恐竜。
ちび恐竜のポーランドをはじめ、友達はみんな手を焼いています。
ゲームをすれば、ずるをして勝って、景品をもらって平気な顔(今の大人社会にもいるかも…)。
そして、宝探しの宝を独り占めにしようとして…。
悪いことばかりしていると「バチ」があたるんだよ、という昔ながらの教訓です。
同じシリーズの「タイローンなんかこわくない」では、ポーランドの機転で、タイローンが懲らしめられますが、こちらは「天罰」(かな?)
多分、バチがあたっても、タイローンの「あばれんぼう」は治らないだろうし、
それでも恐竜たちは友達であり続けるのだろうし、
ポーランドたちも、その中で、だんだんと対抗できる力をつけていくのかもしれません。
娘は「タイローン、嫌い!」ときっぱり。
まだまだ単純です。