お母さんからもらったじゅうたんをたろうのお部屋に見立て、動物たちがたろうのお部屋に遊びに来るお話し。
動物たちのリクエストに応じて、たろうは様々な場所にじゅうたんを広げてお部屋をつくります。
娘はこの絵本を読むたびにたろうになりきって、近くにあった布をくるくるとまるめ、「そんなことならかんたんさ!」と言って、お部屋を用意してくれます。
子どもってこうして布をまるめたり、広げたりが大好きですよね。うちの子はおままごとが大好きなので、普段からこんなことをして、ぬいぐるみたちを布の上に招待しています。そんな姿がそっくりそのまま絵本に映し出されているので、子どもが自分ごととして楽しんでしまうのも納得だなぁと思います。子ども心をよく捉えたワクワクする作品です。