ある夜、道を歩いていたアヤちゃんが、おばけに追いかけられて怖い思いをします。
アヤちゃんの悲鳴を聞いて駆けつけてきた子供たち。
おばけはその後、どこかへ行ってしまいましたが、子供たちは、「なぜおばけは追いかけてきたのか」を考え、議論を始めます。
“おばけは怖い”で終わらずに、“おばけの気持ち”をみんなで考えるなんて、すごく意外な展開で驚きました。
そして、我が子もこんな子供になってほしいなって同時に思いました。
考えることって大事ですもんね。
世の中の物事すべてに“理由”があるはずですし、いつの時代も子供は“どうして”をたくさん持っててほしいですよね。
そして絵本内では、結局真実は分からないままです。
おばけはどうしてアヤちゃんを追いかけたのか・・・
子供の頭の中では結論が出たのかな?と気になりますが、あえて聞かないでおきます。