「みんなとちがう・・・」
とくに、マイナスな感じでちがう・・ということを
この本では「個性的」ということばで言い切っています。
みんなのようにきれいな声で美しく歌えない音痴のイゴールが主人公。
でも、その歌が「すごくいい」というニッチな鳥
(これが、ドードーという絶滅した鳥というところが、また粋!!)が現れます。
こういう「ちがっててもいいんだよー」というメッセージの本はいくつかあるけれど
雰囲気でなく
ドードーに
「それは個性的っていうんだ」と
すがすがしいくらいに言い切らせているところが
すごく素敵だと思いました。