いつもながら新開さんの写真絵本には、生き物たちへの愛を感じます。
バッタって、身近な昆虫ですが、こんな風にたまごから生まれたところからじっくり観察したことはなかったです。
バッタって、なんとなくかまきりと雰囲気が似ているので、てっきりかまきりみたいな大きな卵からわさわさ生まれてくるのかと思っていたら、びっくり!
土の中から生まれてくるんですね。(今まで知らなかったです)
しかもおしりから出てくるなんて、その誕生の姿には愛嬌がありました。
本来とても小さな姿のバッタの幼虫時代をカメラで大きくとらえているので、普段見かけることのできないバッタをいろいろ見せてもらえました。。
特に面白かったのは、雨のしずくで葉っぱに張り付いてしまったバッタの姿!
脱皮している様子もゆっくり見せてくれるので、見応えがあります。
読み聞かせにも使いやすいように作られた絵本シリーズなので、遠目がききます。
詳しく読みたい人はぜひ最後のページの解説まで読んでください。