母親である私がディックブルーナさんの大ファンで、私自身も子供の時から「うさこちゃん」シリーズの絵本は本当に何度も母に読んでもらっていました。
オランダでは「ナインチェ」(=子うさぎ、の意)として愛されているミッフィー。
いしいももこさんが「うさこちゃん」と訳し、名付けたことが秀逸だなといつ読んでも感心します。
娘は赤ちゃんの頃水遊びがあまり好きでなかったのですが、2歳になってすぐに大きなプールに行くことになって、興味付けの為に購入しました。
色がハッキリとしていて、力強く描かれたうさこちゃんとふわふわさん、車に砂丘に貝殻。娘は砂丘と太陽?が描かれた、背表紙にもなっている絵が大好きで、読んでまもなく、背表紙を見ると「うさこちゃんのうみのえほん!」とわかるほどでした。
訳も本当に素晴らしく、リズムよくテンポよく読めます。語呂もいい!
親子揃って大好きなのが「すなのおやまができたあと なみうちぎわで、うさこちゃんは いろやかたちもさまざまな かいをばけつにいれました」というところ。
貝殻の絵が可愛らしく、保育園に入りプールバッグを購入するときは、この貝殻の絵が描かれたミッフィーちゃんのプールバッグを娘が選びました。
三歳になった今でも、秋も冬も読んでいる本当に大切な絵本です。
特に夏になるころ、海に行く頃、水着を準備しながら読むと楽しみも倍増しました!