3歳の娘と読みました。
おすもうごっこが大好きな娘。
虫はあまり好きじゃないけど、
切り株の土俵ですもうをとる虫たちには、親近感を覚えたようです。
すもうをとる組み合わせと
その勝負のゆくえから、
眼が離せない!
だんごむしとかまきりは「絶対かまきりがかつ!」と言っていた娘でしたが、
意外なことにだんごむしに軍配があがり、
「えー?」と驚き、
かめむしとたまむしの対戦は、
そうきたか!という展開で、
けらけらと笑っていました。
最後のトリは、もちろんクワガタとカブトムシ!
それまで出てきた昆虫たちに比べると迫力満点。
描かれた背中のこげ茶色のツヤまでがとってもキレイで、
小さくなった私たちが、
目の前で彼らの取り組みを観戦しているかと思うくらい
リアルな絵本でした。
【事務局注:このレビューは、「ぞうきばやしのすもうたいかい」こどものとも年少版 2012年7月号に寄せられたものです。】