ユダヤ人の大量虐殺という愚かな行為を、
こんなことが本当にあったのだということを、
伝えるべきだと思うので、私は娘にこの絵本を読みました。
伝記として、淡々と語り進んでいくアンネたちの環境の変化、
じわじわと悪い方へ悪い方へ進んでいく悪夢のような日々。
読み終えた時、こんなのおかしい、こんなの変だ、と娘は怒っていました。
ユダヤで思い出したのか「エリカ 奇跡のいのち」も一緒に持って来たので、
続けて読み、やはりとても理解できないことが起こっていたのだという事実に、
驚きと怒りがおさまらないようでした。