表紙の猫の目力に引力を感じます。
中表紙の日本家屋の雰囲気に、あの感覚がよみがえります。
怪談えほんシリーズ。
そう、『いるの いないの』の画家です。
このアングル、やはり怖いです。
この家屋の猫が主人公。
何か気配を察したようです。
そして、今夜だと確信し、外出した先は…。
なるほど、猫ならではの感性が光る展開。
猫たちが集結したさまは圧巻です。
猫好きの町田さんだからこそ感じ取った感性でしょう。
もちろんモデルは、うちの猫「白木」。
ちょっと不機嫌そうな大人の猫を、たっぷりと味わってください。
この味わい、やはり思春期以上でしょうか。