ポーランド生まれの作家マイケル・グレイニエツさんの作品。
きあらの幼稚園に、お父さんがお迎えに来ます。
帰り道の二人の日課は、おもちゃ屋さんのウィンドーショッピング。
なかでも、ぞうさんに、きあらはうっとり。
もちろん、お父さんは、娘の喜ぶ顔が見たくて、ぞうさんがほしい、と願うのです。
すると、ひょんなことから、ぞう変身キットを入手する訳です。
そう、おとうさんじしんがぞうに変身、という訳です。
その変身の様子が、実に面白いです。
でも、念願の変身を終えたお父さんには、次なる課題が!
なるほど、女の子の心理は読めませんねえ。
グレイニエツさん独特の迫力ある造形と色彩が愉快です。
幼稚園児くらいから、いいですね。
大人数の読み聞かせでも大丈夫そうです。