眠いのを我慢して、みんなのために寝場所を空けてくれるクレリア。そして、最後には・・・
え。この本これで終わり。というのが、一読した後の正直な気持ちです。
この究極の自己犠牲はなんでしょう。クレリアは今どうしているのかしら。寝場所を譲ってもらった虫達でなくとも、気になってしまいます。
クレリアのことももちろん気になりますが、残された虫達が気の毒でなりません。かれらは生涯、クレリアをさがし続けることになるでしょうから。クレリアちゃん、ちゃんとさよならしてってほしかったなあ。あなたのようなステキな虫に出会えて幸せだけど、突然いなくなちゃったら、悲しいんだよ。(究極の、お別れですけどね、ずっと心に残る。)