カラフルなのに一ページにしっかりとおさまっている世界が素晴らしいと思いました。問題が少しあるのですが、それだけを探すのではなくて、ひとつひとつの生き物や物をみていると、いろんな表情でいろんな動きをしていて、それがまた面白い。ひとつ問題をといて終わりじゃなくて、問題をかんがえてもおもしろいね、と書かれてあるように、見ている人が別の世界を想像することができるんですね。答えがでておわり。というのではなく、絵を見ているとその世界に引き込まれて、ずんずん終わりのない世界に入ってしまう。そんなわくわくした気持ちにさせてくれました、子どもたちは猫がいる道具のページがだいすき。こんなにいっぱいぎゅうぎゅう詰めに書かれてあるのに、なんでごちゃごちゃしていないんだろう。宝箱みたいな絵本ですね。