小学校に通う男の子のクラスは明日、かくし芸大会をします。
友だちは色々とするようだけど、主人公の男の子は、何もできません。
だから、棚の上に飾られている七福神に、お願いをしてみることにしました。
したことは、ぱんぱんと手を叩いて、
「おねがい かみさま〜」
と、言う。
ただそれだけです。
それなのに次の瞬間、玄関から、
ピンポーン。
玄関の扉を開けると……。
なんと!
七福神が立っていたのです。
彼らはさっそく、かくし芸大会の催し物を色々と教えてくれます。
でも、男の子には難しいようで……。
ぱんぱんと手を叩いて、
「おねがい かみさま〜」
と言っただけで来てくれた七福神。
とてもお手軽な神様たちです。
でもお手軽なのは、七福神だけではないようですよ。
だって……。
窓の外に……。
テンポの良い絵本です。
七福神のことを知らなくても、楽しく最後まで読めそうです。