新着図書で平置きになっているのを、「あっ、おいしそう!」と手にした絵本です。
こきつかわれ衰弱して、ネズミ捕りにまで手が回らずご飯を抜かれショボーンとしたねこの顔。なんだか仕事に疲れた(うちの)お父さんみたいです。
で、ネズミの力を借りて編みだしたのが毛糸を尻尾に見立てる方法。
またまた今までふるわなかったねこが急にネズミを捕えだしたというのに疑わず、約束通りご飯をくれるご主人も滑稽でなかなか良い人だなぁなどと思ってしまいました。邪道かな。
話じたいは気分爽快で楽しめるのですが、コマわりになったページもあるこの本を幼児に読み聞かせようと思ったら、ちょっと難しいかもしれません。
ネコとネズミのやりとりは、娘の大好きな「シンデレラ2」を連想しました。