たぬきが、仲間たちとともに、十二支に戦いを挑むお話です。
元の絵巻の内容を知らなかったからか、なぜ戦っているのか、結局なんだったのかよくわかりませんでした。絵は迫力があって昔っぽいのはいいと思いますが、闘いのシーンなど、ちょっとわかりにくかったです。子どもはもっとわけわからないかも。いや、子どもは逆に楽しめるのかな。動物たちは愛嬌があってかわいかったです。
元になったという絵巻を調べてみましたが、ざっとストーリーを読んだだけでもおもしろかったです。この絵本では、絵巻の一部分をすごくアレンジされて紹介しているようです。そのまま描いた方がもっとおもしろいかも…と私は思いました。