この絵本とは、中川ひろたかさん自身が読まれたのを聞いたのが出会いでした。
でも、息子が大騒ぎするのでろくに聞けず…会場の爆笑の雰囲気がうらやましく、
そのまま購入して帰りました。
そうして、読んでみたら、これが面白いのなんのって!!
ちゃっかりもののタカサキさん、日の丸をつけたスポーツ万能のアンドレ、
ここ一番頼りになるトドじいさん、敵チームのキリン、パンダ、サル。
全員が、主役のブルトンを霞ませるぐらいの魅力を持っています。
というか、ブルトンはどこに?というぐらいの軽い扱いに、密かに笑ってしまいます。
文章と絵の両方に力があるから、文章で笑い、絵で笑える!
そして、私は中川さんのちょっと鼻にかかった作り声のイメージが強すぎて、
真似せずには読めなくなっています(笑)