娘は自分が赤ちゃんだった時の話を聴くのが大好きです。
なんでかなあ。きちんと語ってもらうことで「愛されている」
「大切にされている」ってことを感じるのかなあ。
だからこの絵本も楽しく読みました。
娘もよしふみくんと同じように保育器の中に入れられていました
(未熟児ではなかったけれど、低体重児っていうのかな?
2300gにいかなかったので)。よしふみくんのおかあさんみたいに
私は泣かなかったけどねえ(自分も死にそうでそれどころじゃなか
ったものなあ)。おまけに産まれた翌日には娘はこども病院に搬
送されちゃったしなあ。かわいそうというよりも、寂しかった
なあ。ひとりで入院しているの。
保育器をロケットみたいって表現するの、素敵ですね。ほんと、
宇宙飛行士みたいで赤ちゃんが力強く感じられていいですね。
おたんじょうびのひは、本人をお祝いすることはもちろんですが
こうして、まわりの大人もその子が産まれたときのこと、育って
きた過程を楽しく思い出すことができていいな。